棟瓦は屋根の頂部に積み上げられた瓦で、漆喰で固定されています。この漆喰が劣化すると棟瓦がずれ、そこから雨水が入り込みます。台風で棟瓦が落下する事故の多くは、漆喰の劣化が原因です。この記事では、漆喰の劣化サインと補修の判断基準を説明します。
漆喰の耐用年数と劣化のパターン ¶
一般的な白漆喰の耐用年数は10〜15年程度です。劣化は表面のひび割れから始まり、次第に剥離・脱落へと進みます。剥離した漆喰は雨水で流れ出し、棟瓦の固定力が失われます。南蛮漆喰(なんばんしっくい)は粘性が高く耐久性が高いため、Clay Cove Reline では補修に南蛮漆喰を使用しています。
ドローン診断で棟全体を確認する ¶
棟瓦の状態は地上からは確認しにくい。Clay Cove Reline では、診断時にドローンで棟全体を撮影し、漆喰の剥離・ひび割れを記録します。「今すぐ補修が必要な箇所」「2〜3年以内に対処すべき箇所」「現状維持で問題ない箇所」の3段階で整理してレポートにまとめます。
補修の手順:既存漆喰の除去から始める ¶
棟瓦の漆喰補修は、既存の漆喰を全て除去することから始めます。古い漆喰の上に新しい漆喰を重ねる「増し塗り」は、短期間で再剥離するため行いません。除去後、棟瓦の固定状態を確認し、ずれがあれば修正してから新しい南蛮漆喰を充填します。
台風シーズン前の補修が最も効果的 ¶
棟瓦の漆喰補修は、台風シーズン前の6〜7月に行うのが最も効果的です。台風が来てから補修しても、その時点では応急処置しかできません。漆喰が硬化するまでに数日かかるため、台風が来る前に完工している必要があります。Clay Cove Reline では毎年夏前に棟瓦の診断キャンペーンを実施しています。
棟瓦の漆喰が気になる方は、まずドローン診断をご利用ください。診断は無料で、施工を依頼しなくても構いません。