カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに、その上に新しい屋根材を重ねて葺く工法です。解体費と廃材処理費が不要なため、全面葺き替えより費用を抑えられます。ただし、全てのケースに向いているわけではありません。この記事では、カバー工法が有効なケースと、注意点を説明します。
カバー工法が有効なケース ¶
カバー工法が有効なのは、既存の屋根材が著しく変形・腐食していない場合です。野地板が健全であれば、既存屋根の上に新しいガルバリウム鋼板を重ねることができます。スレート屋根や既存の金属屋根に適用できます。粘土瓦の場合は重量の問題があるため、カバー工法は通常適用しません。
断熱材を挟み込む遮熱効果 ¶
カバー工法では、既存屋根と新しい屋根材の間に断熱材を挟み込むことができます。これにより、夏の室内温度上昇を抑える遮熱効果が得られます。特に金属屋根は熱を伝えやすいため、断熱材の有無で室内温度に差が出ます。Clay Cove Reline では0.4mm厚の遮熱塗装付きガルバリウム鋼板を標準仕様としています。
カバー工法の注意点:重量と雨押さえ ¶
カバー工法では屋根の重量が増えます。軽量なガルバリウム鋼板を使用するため増加量は小さいですが、建物の構造によっては事前確認が必要です。また、既存屋根との取り合い部分(雨押さえ)の処理が不十分だと、そこから雨水が入り込みます。Clay Cove Reline では取り合い部分にライニング材を追加施工して封止しています。
費用の目安と工期 ¶
カバー工法の費用は、一般的な2階建て住宅(屋根面積100m²程度)で80〜130万円程度です。全面葺き替えと比較すると、解体費と廃材処理費の分だけ安くなります。工期は足場設置を含めて5〜8日程度です。既存屋根の状態によって変わるため、正確な費用は現地診断後の見積書でご確認ください。
カバー工法が自分の屋根に向いているかどうかは、現地診断で判断します。まずは無料診断をご利用ください。